自民党総裁選は、フルスペック形式で実施する方針が決まった。田崎は、衆参ともに少数与党だから、野党との連立協議に時間をかけるためにも早く決めるべきだ、自民党党員は約100万人いて、今は党費の継続支払いをしてもらっている時期、党員投票をやらないとなったら、党員になる人が少なくなる、国家国民のために政治空白を短くするのではなく、自民党の事情を優先させているのが現状だなどと話した。佐藤は、今回は完全なフルスペックではなく、一部は割愛するかたちになるが、党員投票は外せない、石破おろしを始めた中堅若手の中には、総裁選での議論が日本政治のためにもなるとみている人も多く、フルスペックを推す声が広がったなどと話した。前回の総裁選には過去最多の9人が立候補し、決選投票で石破氏に決まった。今回は、石破氏を除いた前回の総裁選トップ5が立候補するものとみられる。茂木敏充氏は、総裁選に立候補する意向を示している。立候補には、党所属の国会議員20人の推薦が必要になる。立候補するとみられる5人の前回の推薦人の中には、現職でなくなった人もいて、推薦人集めが出馬への最初の関門となる。新総裁に求められるものとして、田崎は、保守層の取り戻しなどを挙げている。