自民党の石破総裁の後任を決める総裁選挙が告示され、12日間の選挙戦がスタートした。さきほど自民党本部で立候補の受付が行われ、5人(小林元経済安保担当大臣、茂木前幹事長、林官房長官、高市前経済安保担当大臣、小泉農水大臣)で戦う構図が固まった。現状、優勢とみられるのが去年、党員票で圧倒的な強さを見せた高市氏と、着々と議員票固めの進む小泉氏。今回、高市氏は推薦人に不記載議員を入れず、クリーンさの演出に腐心した。また「チーム・サナエ」を発足させ、女性や中堅若手が前面に出て支持拡大を目指す。一方、小泉氏の推薦人は、現役閣僚2人のほか、当選1回の新人からベテランまでバランスを意識した布陣となっている。物価高対策や石破路線の継承などをめぐって、各候補の温度差も見られる中、野党との向き合い方も焦点となる。まずはこのあと1時からの所見発表演説が行われる。党員や議員に響く国家ビジョンを示すことができるかが問われる。
