全障スポを前にしたオープン競技は、競技人口の少ない障がい者スポーツを普及させようと実施される。8つのオープン競技の内、ブラインドテニスには全国から6チーム・19人が参加した。ブラインドテニスは鈴の入ったスポンジボールでテニスをする競技で、ルールは通常のテニスと殆ど同じだが、障害の程度によってバウンド数が変わる。選手たちはラケットや足で、コートの端を示すテープを探して立っている位置を確かめると、ボールの鈴の音を頼りにラケットを降っていた。川原さんは「ブラインドテニスを皮切りにSAGA2024が始まった。障がい者スポーツの魅力やひたむきに頑張っている選手の様子を体感して、応援してほしい」などと話した。