2021年1月11日、神奈川新聞の一面に掲載されたのはメイドのタミさんを捜すアメリカ人女性の記事。ケアリー・シーさんがタミさんを捜し続けていることを聞きつけて新聞社が記事にしたがいまだ有力な手がかりはなし。ケアリーさんは生後6カ月から7歳まで横浜にある洋館で育ち、日本での生活で心の支えになったのがメイドのタミさんだった。1964年、ケアリーさん一家はアメリカへ帰国しそれ以来タミさんに会えていないとのこと。60年前に暮らしていた山手133番館は解体寸前だったが洋菓子店「横浜モンテローザ」が景観保護のために購入・復元していた。住み込みだったタミさんの部屋は離れの4畳半の和室。タミさんの部屋の下にはケアリーさんも知らなかった謎の和室があった。
