自民党総裁選。10日後に告示を控え、立候補を予定する議員が、支持固めに向けて働きかけている。石破元幹事長は、党の憲法改正実現本部の会合に出席。会合のあと、憲法への自衛隊の明記について「明記と合わせ(安全保障)基本法を作ることにウエイトを置きたい」。河野デジタル大臣は、神奈川県庁で、自民党の県連に所属する県議会議員らと面会した。医療保険制度を巡って「子育て世代をはじめ現役世代に負担が偏ることは制度として避けなければいけない」。小林鷹之氏は、青森市の認定こども園を視察して、保育士と意見を交わし紙芝居の読み聞かせも披露した。「総理総裁になったら介護や保育の現場、保育士の処遇含を改善していく」。あす以降、新たな立候補の表明が相次ぐ。林官房長官、茂木幹事長、小泉進次郎氏、高市経済安全保障担当大臣はそれぞれ記者会見を開き、立候補を表明する予定。このうち、林官房長官が訪れたのが、自民党の参議院議員の事務所。また小泉進次郎氏は、東京の幼稚園を訪れ、子育て中の保護者と意見を交わした。「国民の小さな願いを実現できる政治にしていきたい」と話した。
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