- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とオープニングの挨拶。
台風10号は南から北まで広い範囲にわたって長期間、影響をもたらした。台風10号の接近時に、竜巻と見られる突風などで800棟を超える住宅が被害を受けた宮崎市。窓ガラスが割れるなどの被害が出た小学校で、きょう授業が再開した。校庭には木の枝が散乱。割れた窓ガラスは50枚に及んだ。地域の人や、ほかの学校の教職員などが片づけに駆けつけ、ようやくきょうを迎えた。宮崎市や気象台によると、小戸小学校の南の地域、宮崎市中心部付近のおおむね10キロの距離を東から西へ進んだと見られる。さらに宮崎市の北部、佐土原町でも、竜巻と見られる突風が発生したと推定されている。市役所などでは、被災した人たちが公的な支援を受けるために必要な、り災証明書の申請の受け付けが始まっている。災害廃棄物の収集は業者だけでは追いつかず、市の職員が巡回して収集に当たっている。
全国的に危険な暑さが続いたこの夏。日本の平均気温は平年と比べて1.76度高く、去年と並んで統計を取り始めてから最も高くなったことが分かった。体調を崩すケースも相次いだ。熱中症で病院に搬送された人は、4月末から先月25日までに8万3000人余り、去年のほぼ同じ時期と比べ、5200人余り多くなっている。東京大学・先端科学技術研究センター・中村尚教授は「ことしの暑さも異常気象といって差し支えない」とコメント。新たな暑さ対策に取り組む企業も。かき氷が提供されているのは、建設現場。一方、鹿児島県のカンパチの養殖場では猛暑などの影響で水温が上がり、食べる餌の量が減っていて、成長への影響が懸念されている。
9月に入ったきょうも、都心で日中34度を超えて厳しい暑さとなった。東京駅の2階では、夕方から涼を演出しようと、先月下旬から江戸切子をモチーフにした灯籠がおよそ100基設置されている。
- キーワード
- 東京駅
この夏の北日本各地の大雨。7月下旬の北日本、日本海側の降水量は、統計を取り始めてから2番目の多さとなった。東京大学の中村尚教授は「長期的にみると日本では極端な大雨が増加する順向にある」とコメント。
きょうは前線の影響で北日本や東日本を中心に大気の状態が非常に不安定になっていて、午後6時までの1時間には、栃木県那須塩原市に設置した雨量計で65ミリの非常に激しい雨を観測した。前線は次第に南下するため、北日本と東日本では今夜遅くにかけて、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあり、あす夕方までの24時間に降る雨の量は、関東甲信と東海で100ミリ、東北で80ミリと予想されている。これまでの台風の影響で、東日本や西日本を中心に記録的な大雨となって、地盤が緩んでいる所があり、少しの雨でも災害の危険度が急激に高まるおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水などに警戒。
自民党総裁選。10日後に告示を控え、立候補を予定する議員が、支持固めに向けて働きかけている。石破元幹事長は、党の憲法改正実現本部の会合に出席。会合のあと、憲法への自衛隊の明記について「明記と合わせ(安全保障)基本法を作ることにウエイトを置きたい」。河野デジタル大臣は、神奈川県庁で、自民党の県連に所属する県議会議員らと面会した。医療保険制度を巡って「子育て世代をはじめ現役世代に負担が偏ることは制度として避けなければいけない」。小林鷹之氏は、青森市の認定こども園を視察して、保育士と意見を交わし紙芝居の読み聞かせも披露した。「総理総裁になったら介護や保育の現場、保育士の処遇含を改善していく」。あす以降、新たな立候補の表明が相次ぐ。林官房長官、茂木幹事長、小泉進次郎氏、高市経済安全保障担当大臣はそれぞれ記者会見を開き、立候補を表明する予定。このうち、林官房長官が訪れたのが、自民党の参議院議員の事務所。また小泉進次郎氏は、東京の幼稚園を訪れ、子育て中の保護者と意見を交わした。「国民の小さな願いを実現できる政治にしていきたい」と話した。
立憲民主党代表選挙。今週7日の告示に向けて、再選を目指す泉代表などが、推薦人を確実に確保できるのかが焦点となっている。先週、立候補を表明した野田元総理大臣。党所属議員の議員会館の事務所を回った。枝野前代表は、パラリンピック競技を、バーチャル技術を使って誰でも体験できる装置を開発した会社を視察した。一方、再選を目指す泉代表は議員会館の事務所で、みずからに近い議員と意見を交わした。泉氏は、立候補に必要な20人の推薦人の確保に向けて、働きかけを続けている。立候補に意欲を示す吉田晴美氏は「20人に向けてあと一歩のところまで来ている」。また、江田元代表代行も立候補に意欲を示しているが、党内からは、泉代表らは推薦人確保にめどが立っていないのではないかという見方も出ている。こうした中、党内の有志の議員らは、推薦人の要件の緩和を求める提言を発表した。提言では、党所属国会議員の10%か、現在の20人のいずれか少ないほうとすることや、推薦人の資格を国会議員だけでなく、地方議員などにも広げるべきだとしている。枝野前代表は「ハードルを下げることが党内の大方の声では」、野田元首相は「今からルール変更できないので議席の何%とか平時にルールを考えた方がいい」とコメント。
免疫の異常などで発症するとされる1型糖尿病について、京都大学医学部附属病院は、iPS細胞から血糖値を下げるインスリンを分泌する細胞を作り、シート状にしたものを、患者に移植する治験を始める方針を公表した。1型糖尿病は、血糖値を下げるインスリンを通常、毎日自分で投与する必要があり、全国におよそ14万人の患者がいるとされている。計画では、健康な人のiPS細胞からインスリンを分泌するすい島細胞の塊を作ってシート状にしたうえで、複数のシートを患者の腹部に移植するとしている。対象は20歳以上65歳未満の患者3人で、病院では、すでに治験の計画を国に届け出たということで、早ければ来年2月にも、安全性を確認する治験を始めたいとしている。京都大学大学院医学研究科・糖尿病・内分泌・栄養内科の矢部大介教授は「インスリンの注射をしなくてもいいような世界が見えてくると大変うれしい」とコメント。
- キーワード
- 1型糖尿病京都大学医学部附属病院矢部大介
憲法改正に向けて自民党は、自衛隊の明記や、緊急事態条項の新設などについての論点整理をまとめた。岸田首相は「新しい総裁にもしっかり引き継いでもらえるよう申し送りをし自民党の力を結集して、憲法改正を実現したい」とした。
石川県輪島市では、能登半島地震で被害を受けた6つの小学校が、中学校の校舎を借りて授業を行っていたが、仮設の校舎に移り、2学期をスタートさせた。6つの小学校は当面、この仮設校舎で授業を続けるという。
- キーワード
- 令和6年能登半島地震輪島市(石川)
パラリンピック。バドミントン女子シングルス(車いす)3位決定戦に山崎悠麻が登場。山崎選手は2-0で敗れ4位となった。山崎選手は「最後にこの場で(子どもに)見てもらえてよかった」と話した。
全国の気象情報を伝えた。
8月は災害への備えを改めて見直す夏になった、9月も台風の季節なので備えを引き続きしていきましょうと話した。