立憲民主党代表選挙。今週7日の告示に向けて、再選を目指す泉代表などが、推薦人を確実に確保できるのかが焦点となっている。先週、立候補を表明した野田元総理大臣。党所属議員の議員会館の事務所を回った。枝野前代表は、パラリンピック競技を、バーチャル技術を使って誰でも体験できる装置を開発した会社を視察した。一方、再選を目指す泉代表は議員会館の事務所で、みずからに近い議員と意見を交わした。泉氏は、立候補に必要な20人の推薦人の確保に向けて、働きかけを続けている。立候補に意欲を示す吉田晴美氏は「20人に向けてあと一歩のところまで来ている」。また、江田元代表代行も立候補に意欲を示しているが、党内からは、泉代表らは推薦人確保にめどが立っていないのではないかという見方も出ている。こうした中、党内の有志の議員らは、推薦人の要件の緩和を求める提言を発表した。提言では、党所属国会議員の10%か、現在の20人のいずれか少ないほうとすることや、推薦人の資格を国会議員だけでなく、地方議員などにも広げるべきだとしている。枝野前代表は「ハードルを下げることが党内の大方の声では」、野田元首相は「今からルール変更できないので議席の何%とか平時にルールを考えた方がいい」とコメント。