東日本大震災の発生から13年になる。あの日の経験など様々な思いを取材。宮城県の南三陸町の工藤真弓さんは街を一望できる神社で生まれ育ち海と共にある町の営みを詩にしてきた。東日本大震災で町の風景は一変し震災から10日が経ち避難先で思いを書き留め詩に綴った言葉を紙芝居にしていた。大きく姿を変える町で見つけたのは子供達の姿で少しずつ日常を取り戻していたという。あれから13年が経ち震災を知らない世代が増えたが、あの日の記憶を途絶えさせない為に子供達に震災を紙芝居で伝えていた。変わりゆく町の中で、あの日見た物を伝え続けていたという。