東京・千代田区の神田駅前の15年前にオープンした立ち食い焼肉「六花界」は2.2坪で、店に置かれた2つの七輪を客同士でシェアしている。「焼肉盛り合わせ」1000円はA5ランクのリブロース、牛タン、カイノミ、仔牛の胸腺のリード・ヴォーなど6つの部位が入っている。九州の牧場に自社の牛を預けコストカットし、系列の高級店に卸した肉の端っこを仕入れている。客同士でタレのバケツリレーを行ったり新しい酒を手渡ししたりした。オーナーの森田さんはここで知り合った客同士の結婚に何度も呼ばれており、300組以上のカップルが誕生しているという。肉はその日のうちに使い切っている。