定額で商品やサービスを利用できるサブスクについて、「お得なのか？損なのか？」街ゆく110人に聞いた。サブスクで一番多かったのは、動画や音楽の配信サービス。20代の美容師の女性が使っているのは、画像の加工アプリ。月額はおよそ1000円だが、仕事柄使うことも多いのでお得だという。子育て中の女性は、無農薬の野菜が2週間に1回届くサブスク。月額およそ3000円だが、野菜の味が濃く子供がよく食べてくれるからお得に感じている。40代の女性は洋服のサブスクを利用。月額およそ6500円で、新品の服を3着借りられいつでも交換できる。買うと高いものも借りられるのでお得だという。
「coffee mafia汐留」では、コーヒーのサブスクを行っている。1時間に1杯飲める人気のプランは月額3980円。1杯およそ400円なので、月に10回利用すればお得に。おいしさとお得感から、客のおよそ7割がサブスクを利用。店のブランドマネージャー・石丸若奈さんは「サブスク利用者が“ついで買い”でサンドイッチなどを買ってくださる。毎日会うほどの仲になるので、おすすめしやすくなり売りやすい」と話す。
おいしい中華がそろう人気チェーン「福しん」では餃子のサブスクを実施。月額500円で、1か月間1日3回利用でき、3回の来店で元が取れる。ただし、ギョウザサブスクを使うには350円以上の注文が必要。どれだけの人がサブスクをやっているのか調査。月1回くらいや350円以上の注文が壁になっている人はサブスクをやっていない一方、月7～8回来店するという人や物価高でメニューが値上がりしたから始めたという人も。サブスクは使い方次第。