新社会人が新たな一歩を踏み出したが、都内では入学式を行う大学もあり、多くの新入生が学生生活をスタートした。渋谷区の青山学院大学の入学式には新入生、およそ5000人のほか保護者なども出席した。キャンパスでは記念撮影をして新たな門出を祝っていた。希望にあふれる中で学生生活をスタートした新入生たちの一方、学生の中には物価高を心配する声も聞かれた。家賃の高騰で住まい探しに苦労する学生もいた。この春、福井県から都内の大学に進学した女性が住まいに選んだのは居住面積が少ない、いわゆる狭小住宅。当初、家賃7万5000円以下で築年数が浅いという条件で物件を探していたが該当する物件はあまりなく、狭小住宅も対象にしたところこの物件が見つかった。駅に近いなど利便性が高い一方、広さが9平方メートル余りしかないため、収納を工夫して暮らしている。新生活に必要なのが家電や家具。物価高の影響で若者を中心にレンタルサービスの利用者が増えている。品川区のレンタルサービスの会社では家電や家具などおよそ8000種類の製品の貸し出しをしている。1人暮らし用の冷蔵庫だと最も安いものでは毎月1800円程度でレンタルすることができる。会社によると先月の冷蔵庫と洗濯機のレンタルは去年の同じ時期よりおよ2倍に増えたということだ。さらにこの時期、ニーズが高まっているのがスーツ。先月1か月間の注文数は84件で去年の同じ時期より1.7倍ほどに増えたという。
