福井県は電力会社などと共同出資し、放射能レベルが極めて低いクリアランス金属のリサイクルの専門会社を去年8月に設立。会社ではクリアランス金属の集中処理施設を建設し、電力会社から回収した金属を加工したうえで、放射能レベルが基準以下のものを一般向けに出荷する事業を行う予定。会社は去年11月から、敦賀市浦底地区でボーリング調査を行い、地盤の強度や液状化の可能性の有無などを調べてきた。その結果、建設に支障がないことが確認されたとして、浦底地区を建設予定地として正式に決めたとのこと。会社は今後、施設の設計や追加の地質調査を進めたうえで、来年にも原子力規制委員会に事業許可を申請し、2030年代はじめ頃に施設を稼働させたいとしている。福井県は事業許可申請に向けた準備を着実に進め、安全を最優先に施設の操業開始を目指したいとしている。
