チャイルドシートにまつわる事故。今月18日、福岡市で軽乗用車と路線バスが正面衝突し、5歳と7歳の姉妹が亡くなった。2人の身長がチャイルドシートの着用が推奨される140センチ未満のため、チャイルドシートは使わず車のシートベルトのみ着用していた。2人の死因はシートベルトによって腹部を強く圧迫された出血性ショックの可能性が高いという。チャイルドシートは重要だが、シートをつける際には注意が必要で、特に重要なのはシートベルトが首にかからないことだという。オトナは自分でシートベルトと座席の高さを調節できるが、子どもは自分で調整することが難しいため、大人がチェックする必要がある。身長が150cm未満の大人については、子どもよりも体格や骨格がしっかりしているため、肩ベルトが首にかからないよう肩と胸骨を通し、腰ベルトがお腹にかからないよう骨盤のあたりを通し座席とシートベルトを調整するようにするだけでよいという。