こども家庭庁によると、虐待によって死亡した子どもは、2022年度は全国で56人に上った。年齢別では、半数近くの25人が0歳で、このうち15人が生後1か月未満の新生児だったということで、ほとんどが生後直後に遺棄されて死亡した。予期せぬ妊娠などで、孤立した状況で出産し、周囲に相談することができないまま遺棄につながったケースが多いという。専門家は、妊娠の届け出をしない人などがアクセスしやすく、匿名でも受けられる支援の必要性を指摘する。
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