飯尾さんが向かったのは朝ドラ おむすびの撮影が行われているNHK大阪放送局。「連続テレビ小説 おむすび」を簡単に紹介。主人公は橋本環奈さん演じる米田結。名前から「おむすび」という愛称で呼ばれている。ドラマの舞台は福岡・神戸・大阪。「平成ギャル」の結が栄養士となり、食べ物の知識を通して人との絆を結んでいく物語。ドラマに欠かせないのがある絶品おむすびだという。主要な出演者に聞くことになった。好きなおむすびの具を順番に聞いていき、松平さんの好きなおむすびの具はおかか・昆布・シャケだという。次はスタッフに聞き込みをしたところ、伝説的なおむすび作りの名人は広里さんという方であるとのこと。この人にかかればどんな具材も絶品おむすびになるという。広里さんは朝ドラの全ての料理を作っている。
出てきたのは福岡県のかしわおむすび。歯切れのいい食感と鶏のうまみが魅力だという。ドラマでは福岡・糸島編で登場。主人公・結の家族が結と仲間のギャルたちのためににぎってあげるおむすびである。かしわおむすびには広里さんの大切な思い出が詰まっており、糸島の食事にかしわおむすびがあったのを見てドラマにぴったりだと思ったという。ドラマに最も多く登場するおむすびは塩むすびであり、野菜がおいしそうに見えるように色的に邪魔をしないためである。広里さんのこだわりは大きさにムラが無いようにというもので米田家はおよそ100グラムにしており、常に同じ大きさに見せることで安心感を与えたいのだという。他にも三角よりも丸く1辺6センチにしている。広里さんと飯尾さんのおむすびを食べ比べてみると全然違って、広里さんのはふっくらゾーンが広くおにぎりなのにエアー感があるという。最後に広里さんは朝から気持ちがいい料理を提供できるように心がけていると話した。