田中泰輔は「解説予測と行動予測」をテーマにトーク。2025年の年間予測で視聴者をはじめとして皆さんが普段目にするのは証券会社のアナリスト等が出している予測。ただ彼らは業務上の制約があって投資をしない、できないということで口で言う予測、文で書く予測として出されている。行動予測と解説予測というのは次元が違うのでぜひ皆さんも年間予測をこれから見るときに自分の投資に落とし込むのをやってもらいたいと伝えた。佐々木融は「賃上げ」について話をする。日本銀行は利上げをしない理由として賃金上昇のモメンタムを確認するために来年の春闘などもう少し情報が欲しいということを言っているが、私が福岡中心に九州の中小企業を回っている観点からすると賃上げは来年も確実に進むと思うしむしろ加速すると思っている。賃上げを人手不足でやらざるを得ない状況になっているので景気云々とはちょっと違う。日本の中小企業は輸入企業が多いので円安で困っている。そういう中で賃金とか言いながらあまり金融政策と関係ないところで利上げを留まっているとますます円安が進み二重で苦しくなる状況だと経済についての視点を話した。