今日の「成人の日」を前に、番組が取材したのは、一足早く埼玉県日高市で行われた「二十歳の集い」。晴れ着姿で賑わう中、会場で見られたのはマスク姿の参加者。インフルエンザが猛威を振るう中迎えた「二十歳の集い」。先週厚生労働省は、先月29日までの1週間に報告された全国のインフルエンザの患者数は前の週から10万人以上増え、31万7812人だったと発表。1医療機関当たりの患者数は前の週から1.5倍以上増え64.39人となり、現在の方法で統計を取り始めた1999年以降最多。「二十歳の集い」の参加者はここ5年のうち、コロナ禍で行われた2021年に次いで2番目に低かったという。会場ではコロナ禍以降毎年設置していた消毒液に加え、今年はインフルエンザ感染拡大を受け、急遽マスクを用意。一方参加者たちはこの日のために感染対策を徹底。インフルエンザの感染拡大で薬不足も指摘されている。福岡厚生労働大臣は10日の会見で、抗インフルエンザ薬について医療機関や薬局に対し「過剰な発注を控えることを要請した」と明らかにした。抗インフルエンザ薬は厚生労働省によると、昨年度より約1000万人分を上回る量を供給するとのこと。薬価に言及。