JR福島駅西口で39年間営業してきた「イトーヨーカドー福島店」は、きのう午後7時に閉店した。一夜明けたきょう、午前中から早速、店舗の片づけ作業が始まった。福島労働局によると、店ではテナントも含めると、約200人が勤務していたが、大半はパートだという。労働局は、ことし1月に、福島市などと連携して、雇用対策本部を設置していて、今後の従業員らの求職活動に対応することにしている。店の跡地利用は決まっておらず、JR福島駅周辺では、東口の再開発も計画の大幅縮小を余儀なくされるなどしていて、市民からは駅前の空洞化を懸念する声も出ている。