政府が3年ぶりに改訂しているエネルギー基本計画で、現在の計画にある原発への「依存度を低減する」という文言を削除する方向であることがわかった。東日本大震災以降のエネルギー基本計画には、原発について「可能な限り依存度を低減する」との文言が盛り込まれてきた。しかし、政府関係者によると、大詰めの作業に入っている3年ぶりの改訂では、この文言を削除する方向で調整しているという。生成AIの普及などで電力需要が増加するという見通しのもと、電力の安定供給や脱炭素を理由に原発活用を打ち出す狙い。一方、再生可能エネルギーも最大限活用し、「特定の電源に過度に依存しない」という趣旨の文言も盛り込む方向。政府は来週にも計画の素案を有識者会議に示す予定。
住所: 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22
URL: http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2014/2014-j.html
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