福島第一原子力発電所がある福島県双葉郡大熊町。今年4月、震災から14年ぶりに再開した大熊駐在所を任されたのは二瓶隼斗。二瓶さんは警察官になって7年目。二瓶さんに同行し業務に密着、町民にインタビューし大熊町の現状に迫る。帰還困難区域の警戒に向かう。特定復興再生拠点は帰還困難区域の中で避難指示を解除され居住が可能になった地域。帰還困難区域の中に入る。線量計があり、同じ大熊町内にある駅前の線量計と比べてみると約5倍の放射線量。その場の被ばく量を把握し、復興作業員らの安全確保のために設置されている。奥に入ると14年半前は住宅が立ち並んでいたエリア。当時の住民も町の許可無しではこの地に立ち入ることはできない。中間貯蔵施設は福島県内の除染に伴い発生した土壌や廃棄物を最終処分まで貯蔵する施設。廃棄物は2045年3月までに福島県外で処分と法律で定められるも依然として最終処分の場所は決まっていない。震災当時は約11000人が暮らしていた大熊町、現在の居住者は約1050人。最近では移住者が増え住民の7割を占めるようになった。ReFruitsの原口さんは2023年に移住してキウイ農家になった。もともと大熊町は梨とキウイ栽培で有名。原発事故で壊滅したキウイ栽培を復活させるべく2026年の収穫を目指してキウイを育てている。
住所: 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22
URL: http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2014/2014-j.html
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