福島第一原発の事故で溶け落ちた核燃料、いわゆる「燃料デブリ」を、初めて今月22日から試験的に取り出す。福島第一原発では、燃料デブリをめぐり、2011年の事故後初めて外部に持ち出して分析する「試験的取り出し」が計画されている。こうした中、東京電力は先ほど、2号機で今月22日から「試験的取り出し」に着手すると発表した。燃料デブリの取り出しは廃炉作業最大の課題となっていて、1号機から3号機に、あわせておよそ880トンのデブリの存在が推定される中、今回は最大3gのデブリを取り出す計画。
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