- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 星麻琴 竹野大輝 吉岡真央 菅谷鈴夏 野口葵衣
オープニング映像。
トランプ政権は中国からの輸入品への追加関税を引き上げ、145%を課している。だが、トランプ大統領は態度を軟化させる発言を繰り返し、財務長官は「貿易摩擦は持続可能ではなく、近い将来、状況が改善される」とコメント。23日の日経平均株価は一時、900円以上も値上がりした。政府効率化省を率いるイーロン・マスク氏は関税政策について改めて否定的な考えを強調し、「関税引き下げを主張し続ける」とコメント。赤澤経済再生相は新たな駐日大使と30分間にわたって会談し、今月末には訪米する案が検討されている。アメリカ側は自動車の輸入拡大などを要求するなか、日本側は輸出する自動車、鉄鋼などに課される関税の引き下げは譲れないとしている。
去年1年間に日本国内で販売された海外ブランドの輸入車で、メルセデス・ベンツが5万3195台と1位となった。アメリカのジープはTOP7位に入ったが、1万台未満。
埼玉・所沢市にある輸入車専門店ではアメリカ車を年間100台ほど販売している。車の安全基準に関して、日本はヨーロッパ各国など計61の国と地域と同じく国際的な基準を採用。一方、アメリカは独自の安全基準のため、日本で販売するには国際的な基準を満たす整備が求められる。さらに深尾三四郎氏は「多くのアメリカ車は日本の道路事情に合っていない。燃費が悪いのが大きな要因と思う」と話す。安全基準をめぐって日本が譲歩したとしても、アメリカ車が日本で売れ行き、シェアを伸ばすかは疑問符がつくという。
今回の「上海モーターショー」では世界各国の自動車メーカーなどおよそ1000社が参加している。日本メーカーは生成AIを取り入れたEVを紹介。また、トヨタ自動車は高級車ブランドのEVと電池を生産する工場を上海に建設するといい、フォルクスワーゲンは中国で独自開発したEVコンセプトカーなどをお披露目した。ホンダは中国・広州に建設したEV工場を本格的に稼働させた。中国では自動車の買い替え促進策を推進し、新エネルギー車の販売台数は右肩上がり。トランプ政権が追加関税を課すなか、中国のEVメーカーはアメリカ以外で販路を拡大させるという。一方、中国の自動車部品メーカーでは輸出先にアメリカがあり、売上の10%ほどを占めている。同社の会長は「関税がこんなに高いと貿易が中断してしまうだろう」と不安を口にした。
党首討論 の会場に10分前に姿をみせた石破総理。午後3時、半年ぶりとなる党首討論が始まった。 立憲民主党・野田代表が取り上げたのが日米交渉。赤澤経済再生相がトランプ大統領と会談した際、大統領のスローガンが記されていたサイン入りの帽子を贈られ、笑顔を見せていたことについて、非常に喜んでいる様子、一線を超えていると思ったとし、朝貢外交をやっているように見えたのは非常にマイナスと野田代表。石破首相は国益全体で考えたときに赤澤大臣として可能なかぎり対応したとしている。さらに自由貿易については野田代表は日本は先頭に立ち、自由貿易圏のネットワークを作っていく気構えと外交戦力が必要とした。石破首相は貿易は世界とやっていくもの、共に利益を得るかを考えていかねばならない、自由貿易をやったことによりどれだけお互いが幸せになるかを説いていかなければならないとした。
日本維新の会の前原共同代表が取り上げたのは憲法改正。トランプ大統領が日本の安全保障の負担が少ないと不満を示していることについて、アメリカの防衛義務を負うということになれば、憲法改正を本当にやらなければいけない、一番大事なテーマとして取り組みべきとした。石破首相はそうだと思っている、主権独立国家とは何であるかについて憲法の議論をしていかねばならない、自民党内において憲法改正の議論を精力的にやっているとした。
国民民主党・玉木代表が取り上げたのは物価高対策。きのう政府がガソリン価格を来月から段階的に1リットルあたり10円引き下げ方針を示したことについて、ガソリンの暫定税率いつ廃止するのかとした。石破首相は10円引き下げはウクライナ侵攻前の水準まで下がる、地方も含め財源をどのようにして確保するかが焦点とした。
党首討論のあと、立憲民主党・野田代表は多少かみ合ったところもあったと思うとした。日本維新の会・前原共同代表は安全保障や憲法改正は総理がやりたいと考えているものだとこのテーマを選んだ、一般論に終始され何をしたいのかと思ったとした。国民民主党・玉木代表は極めて不誠実な答弁、非常に残念とした。林官房長官は米国の関税措置に対する対応、日米安保と憲法改正、物価高対策や年金改革など様々な課題について熱意ある議論が行われたものと受け止めているとした。
トランプ政権の関税措置で日本、世界の経済が不透明さを増している。アメリカでは日本・中国も参加し、G20財務相・中央銀行総裁会議が始まる。これに合わせ、加藤財務相はベッセント財務長官と会談を行う方向。G20として経済の減速を防ぐための対応で一致点を見いだせるのか、日米は為替を巡ってどのような協議を行うのかが焦点となる。
山形市のスーパーでは今月10日から備蓄米の取り扱いを開始。県産米と5割ずつ混ぜたブレンド米を販売。地元産のコメに比べ、500円~1000円程度安くなっている。一方で備蓄米の流通量が少ないところも。コメを店頭で販売したり、飲食店などに卸したりしている松山市の店ではブレンド米は1週間に5キロ入りが10袋しか入ってこないと話した。まとまった量を納入できるか不確定なことから備蓄米含むコメは飲食店などには卸さないとしている。流通をめぐり、地方の中小のスーパーなどに行き渡っていないという指摘もあがっている。これまでの入札では転売されて価格が釣り上がることを防ごうと仕入れた卸売業者が別の卸売業者に販売することは認めていなかった。しかしきょう始まった3回目の入札からは認めることに。これまでの2回の入札でいずれも9割以上落札したJA全農は落札した備蓄米について取引の実績がある卸売業者に販売する方針を明らかにしている。卸売業者同士の売買を認めることで備蓄米の流通の偏りの是正しようということ。
3年前、観光船が出発した北海道・斜里町のウトロ港。今も行方不明の息子を思う父親の姿があった。小柳宝大さんは北海道を旅行中に沈没事故にあった。父親が羽織っているダウンジャケットは事故後、船内から見つかった息子のもの。この事故では乗客と乗員合わせて20人が亡くなり、6人が行方不明。観光船を運航していた知床遊覧船の桂田精一被告は去年、業務上過失致死の罪で起訴されている。外食チェーンで店長をしていた小柳宝大さん。実家には身の回りの品が大切に保管されている。去年10月、事故直前の様子を伝えるものが見つかった。別の被害者のカメラから復元され、家族会の集まりで譲り受けた。赤いセーターを着た小柳さんが船に乗り込もうとタラップを歩く姿が映っていた。きょうの追悼式には小柳さんの父親も出席。再発防止への思いを改めて強くしていた。式典の後、知床の海をじっと見つめていた。
レギュラーガソリンの小売価格は21日時点の全国平均で1リットルあたり185.1円となり、4週間ぶりに値下がりした。トランプ政権の関税措置によって世界経済が減速するという見方が強まったため、国際的な原油価格が下落し小売価格にも反映されたことが主な要因。政府は5月22日から1リットルあたり定額で10円補助する措置を始めると発表している。
福島第一原子力発電所の2号機で行われている核燃料デブリの2回目となる試験的な取り出しについて、東京電力はデブリを収納した容器を専用コンテナに入れて取り出しを完了したと発表した。取り出したデブリは研究施設に運搬して、性質や状態などを詳しく分析することにしている。
カブス対ドジャース。カブス今永選手とドジャース大谷選手の対決にも注目。カブスは鈴木選手やミゲル・アマヤ選手の活躍があり、11対10で勝ち。今永選手は「心強い打線だった」などとコメント。
右ひじ炎症でけが人リストに入っているダルビッシュ有。復帰に向けブルペンで投球練習。変化球交えて26球投げた。シルト監督は復帰時期の明言避けた。
ソフトバンク対オリックス。ソフトバンクは主力が活躍し6対2の快勝。
楽天対日本ハム。楽天は終始リードし、8対3で勝利。楽天はこれで4連勝。
ロッテ対西武。ロッテは序盤はリズムに乗り切れなかったものの、種市篤暉投手の活躍もあり5対2で勝利。