明日、福島第一原子力発電所で燃料デブリの「試験的取り出し」が始まる。事故後、初めての作業。国と東京電力は明日、福島第一原発2号機で、燃料デブリを外に持ち出す「試験的取り出し」に着手する。事故後初めての作業で、順調に行けば、2週間ほどで完了する計画。今日は準備として、放射性物質が外に出ないよう、格納容器につながる作業用の部屋を窒素で満たしている。「試験的取り出し」は当初、2021年中に着手の予定だったが、作業にあたるロボットの経路に堆積物が詰まっていることなどから3度延期されていた。
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