中国できのう行われたサッカー日本代表と中国代表の試合。観客の乱入やサポーター同士の小競り合いなど、スタジアムの中と外で大荒れとなった。2026年に北中米で開催予定のサッカーワールドカップ出場をかけたアジア最終予選。きのう中国・福建省のスタジアムで行われた試合で、不穏な空気が流れたのは国歌斉唱時。中国サポーターから大ブーイング。試合中、ゴールキーパーの鈴木彩艶ら日本代表選手に対し、観客席からレーザーポインターが照射された。また、サポーターが背中に中国代表を応援するようなメッセージを書いて乱入。さらにピッチ上にも変化が。この会場ではピッチの横幅を従来の長さから両サイドを合わせて3mほど意図的に狭めていた。日本代表が得意とするサイド攻撃を封じ、狭い範囲で守れるようにしたとの狙いがあるとみられる。この変更はルール上は問題ない。中国1−3日本。一方、驚きの行為は会場の外でも起きていた。