時代が変わっても愛され続ける横丁のおかず。その一方で、シャッターをおろす店も増えていた。そんな中、新たな横丁づくりを目指す店があった。それはくるみボタンの専門店で「布や皮で包んだボタン」のことである。横丁の近くで幼少期を過ごした片岡清高さんの実家はくるみボタンの会社を経営していた。大好きだったおかず横丁を再び盛り上げたいと7年前、横丁の一角にくるみボタンの専門店をオープン。この日店を訪れたのは横丁の会長を務める鮮魚店の横山さんであった。おかず横丁では約10年前からハロウィーンイベントを開催しており、その中心となっているのが片岡さんである。
