きのう国会議員に夏のボーナス319万円が支給された。国会に一度も出席していない議員にも満額が支給されることに怒りの声が上がっている。政治と金を巡る事件で逮捕、起訴された衆議院議員の池田佳隆被告と秋本真利被告。共同通信によると2人は23日に閉会した通常国会に一度も出席していない。それにもかかわらず満額の319万円が支給された。池田被告と秋本被告には給与に当たる歳費約129万円、調査研究広報滞在費100万円も毎月支払われていて、逮捕後に支払われた額は池田被告が約1695万円、秋本被告が約2941万円に上る。起訴された議員のボーナスなどの支給を停止する法律はない。返納することは公職選挙法の寄付に当たる可能性があるため難しいという。