昨日の外国為替市場で円相場は一時1ドル=140円70銭台をつけた。去年12月以来の円高水準だという。日本銀行・中川順子審議委員の「経済・物価の見通しが実現していくとすれば、金融緩和度合いを調整していく」との発言が、今後の追加利上げに前向きと受け取られたためだとみられている。日本時間昨夜にはアメリカの8月の消費者物価指数が発表され、前年比2.5%上昇と5カ月連続で伸びが縮小した。ただ発表直後に1ドル=142円台まで円安が進むなど、荒い値動きが続いている。
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