秋田市に壊れたまま放置されている家がある。情報を寄せてくれた佐々木さんに家の中に案内してもらうと壁がむき出しのままだった。洪水の被害に遭い、壁などを取り外したままの状態だ。この家の近所には放置されたままの家が至るところにある。秋田市によると住宅の応急修理制度の申請は738件で修理が完了しているのは209件だという。工務店の中村さんに事情を聞くと、大工さんの絶対数が足りないという。深刻な大工不足は被災地に限ったことではなく、専門家よると、今がギリギリ大工の数と新築の数がギリギリ釣り合っているという。