天皇皇后両陛下や上皇ご夫妻、愛子さまなど皇族方が、15日に亡くなられた三笠宮妃百合子さまを弔問された。午後2時前、両陛下の長女・愛子さまや秋篠宮ご夫妻、次女の佳子さまなど皇族方が赤坂御用地の三笠宮邸を訪れ、百合子さまの葬儀に伴う儀式のひとつ「正寝移柩の儀」が行われた。その後、両陛下も宮邸を訪問された。両陛下は皇室の慣例で葬儀の儀式には参列せず、親族らに声をかけ宮邸を後にされた。続いて、上皇さまと杖を手にした上皇后美智子さまも百合子さまを弔問された。このあと午後6時からは百合子さまの通夜が始まり、秋篠宮ご夫妻や愛子さまなど皇族方が参列される。今月15日に101歳で亡くなられた百合子さまの一般の記帳の受付は、あす午後4時までで、本葬にあたる「斂葬の儀」は26日に東京・文京区の豊島岡墓地で行われる。