山田さんは印象派の典型的な作品として「税関吏の小屋・荒れた海」を紹介。野呂さんは「風に吹かれた海の様子、風が強いなと感じる」と書いた。山田さんは「タッチの話をしたが、この描き方が特徴で、難しく言うと筆触分割というタッチで描く」と話した。続けて「当時の西洋の絵はグラデーションできれいに描かれていたが、絵の具を重ねると暗くなる。そのため、絵の具を混ぜないでブロックみたいに置くことで、離れてみた時に色が混ざるように見え、より明るく見せることを目指したのが印象派。」と話した。その後、もう一つの印象派である「アラブの女」を紹介した。山田さんは「印象派のもう一つの特徴が表れている」と話した【問題】印象派の特徴でそれまでの絵と違う色使いの場所はどこ?【解答】影を黒く描かない。山田さんは「黒の中にも色がある。白の中にも色があるというのを表現している」と話した。野呂さんは「アンミカさんのはしりじゃないですか。」と話し、山田さんは「アンミカは印象派からいただいた」と話した。