「江戸崎かぼちゃ」は稲敷市の江戸崎地区を中心に栽培され、「地理的表示保護制度」の登録を受けている。今シーズンの出荷は今日から始まり、市内にある農協の集荷場では生産者ら20人が集まり、かぼちゃに傷がないかなどを1つ1つ確認して等級ごとに箱詰めしていった。農協によると、江戸崎かぼちゃは完熟してから収穫し、ほくほくとした食感と甘みが特徴で、今年は天候に恵まれたため例年並みの出来だという。かぼちゃは7月までに合わせて約260トンが出荷される見通し。農業用資材の高騰などを受けて直売所での販売価格は1玉あたり200円~300円値上げしているという。