住宅街の道路上に出来た大きな人の渦。よく見るとふんどし姿の男たちが激しくぶつかり合っている。きのう愛知県稲沢市で開催された「国府宮はだか祭」。1250年以上の歴史を誇る「天下の奇祭」。この祭の主役は、渦の中心で屈んだ状態でいる「神男」。神男に触れると厄が落ちるとされることから、数千人の男たちが一斉に群がる。この日、稲沢市の午後4時の気温は5.8℃。神男が登場すると、激しくぶつかり合う男たちに向け、手桶け隊が水をかけていく。熱気で男たちの周りには湯気が。いよいよ祭りはフィナーレを迎え、ボルテージは最高潮に。