デジタル庁がチケット販売システムの実証実験を行った。初の活用例となったのは、Hello!Projectひなフェス2025。マイナンバーカードの本人確認機能を活用することで、事前に発行された二次元コードとチケット購入時に登録した顔認証で入場する。Hello!Projectひなフェス2025では参加者2万人以上のうち一割以上がマイナンバーカードを利用した。マイナンバーカード利用によりチケットの買い占めを防ぐことができ、運転免許証などを会場で確認するより運営コストを削減できる。デジタル庁・穂坂副大臣は「好きなものを純粋に楽しめる環境作りを支えていきたい」としている。