外国人観光客が殺到した山梨県のコンビニ前。ここでは黒幕をはって富士山を見ないようにした。東京・国立市では富士山が見えなくなって異例の事態が起きている。およそ4年前に撮られた写真では商店街から富士山が望むことが出来た。しかし去年12月に撮られた写真では商店街の先には完成間近のマンションが建ち、富士山が半分しか見えない。通りは「富士見通り」と名付けられている。周辺の住民からは建設中止を求める声が高まっていた。今月になり事態が急変、解体することになった。積水ハウスが建設した10階建てマンションの一部屋の価格は7000万円台からとみられ来月には引き渡し予定だったが、急遽解体を決めた。積水ハウスは「景観条例などの法令はクリアしていたものの、周辺への影響に関する検討が不十分だった」としている。反対の理由は富士山以外にもあったという。積水ハウスは近く解体の準備を進めるとしている。