パリパラリンピック・競泳男子100m背泳ぎ(運動機能障害)で銀メダルを獲得した窪田幸太。東京大会の5位から今回初めての表彰台。しかしレース後に口をついて出た言葉は「ちょっと悔しい。思っていたよりもタイムが良くなかった」。その真意をパリのスタジオで聞いた。前回大会の切辱を期して挑んだ窪田。前半50メートルまではレースを引っ張った。積極的な泳ぎを生んだのは東京大会での敗戦をきっかけに取り組んだ大胆なフォーム改造。しかし後半にペースを落として2位。窪田幸太は「メ自己ベストをしっかりと出していれば金メダルが見えていたタイムではあった。悔しい気持ち」と述べた。