TVでた蔵トップ>> キーワード

「立川市立 立川第七中学校」 のテレビ露出情報

北朝鮮による拉致被害者・曽我ひとみさんの単独インタビュー。曽我さんの運命が大きく動いたのは2002年。当時の小泉総理が、総理大臣として初めて北朝鮮を訪問し、当時の北朝鮮・金正日総書記と日朝首脳会談が行われた。外務省アジア大洋州局長だった田中均さんは交渉の舞台裏を知る人物。外務省アジア大洋州局長(当時)・日本総研・国際戦略研究所・田中均特別顧問「ひとつは拉致問題を解決すること。ひとつは北朝鮮の核、ミサイル問題を封じて、より安全な体制をつくること。それを僕はやりたいと思った。小泉さんは「それはやってくれ、だけど秘密でやってくれ」と」。田中さんは、ミスターXと呼ばれる人物との交渉に着手。ミスターXは、交渉では決して拉致の事実を認めなかった。田中さんは「信頼がベースにならないと、交渉なんて危なくてできない」と話す。日朝首脳会談実現の決め手は、総理の決断だった。そして、2002年9月に行われた日朝首脳会談の席で、金正日総書記は初めて拉致を認め謝罪し、5人が生存、8人が死亡したと伝えた。この年、曽我ひとみさんは夫・ジェンキンスさんと娘2人を北朝鮮に残し日本に帰国。しかし、一緒に拉致された母の行方は分からないままだった。曽我ひとみさん「日本の調査団が来たときに聞いた。「お母さんは日本にはいませんよ」と。今までずっと騙されてきたんだという気持ちと、じゃあどこで、あれからどうしたんだろう」。
2年後には2度目の日朝首脳会談が行われた。その結果、曽我ひとみさんはインドネシアで夫、娘との再会を果たした。それから20年。北朝鮮側は、拉致問題は解決済みと主張し、首脳会談には至っていない。日本側は8人の死亡を裏付けるものがないとして、被害者の即時帰国と納得のいく説明を求め続けているが、目立った進展はないまま。こう着状態が続く中、拉致問題を生徒たちに課外授業などで伝え続ける教師がいる。東京・立川市立立川第七中学校・佐藤佐知典教諭「(横田めぐみさんは)先生の自宅の目の前で拉致された」。佐藤教諭は新潟出身で、妹が横田めぐみさんと中学校の同じ学年だった。めぐみさんの両親を招き、講演会を行ったことも。年々感じるのは、拉致に対する関心の低下。
事態の打開に向けた動きは、再び活発になりつつある。去年7月、曽我ひとみさんと面会した岸田総理は「日朝首脳会談を早急に開催するべく、私直轄のハイレベルでの協議を行っていきたい」と述べた。曽我ひとみさん「交渉のテーブルを一日も早く、一時間でも早く、作っていただいて」。そしてことし、北朝鮮側も動きを見せる。北朝鮮・金与正氏「すでに解決された拉致問題を両国の関係の展望の障害物として置かなければ、首相がピョンヤンを訪問する日も来るだろう」。しかし、日本側が拉致問題がすでに解決されたとの主張は全く受け入れられないと表明すると、日本側とのいかなる接触も交渉も無視して拒否すると態度を硬くした。総裁の任期が残り僅かとなった岸田総理。訪朝カードを切ることはできるのか。安倍政権下で拉致問題担当相・拉致議連会長・古屋圭司議員は、訪朝には結果が求められると指摘する。「条件を付けずに会うというのは、会うこと自体はいいが、やっぱり解決には互いの思いがあるから、ちゃんと条件が整ったら行くべき。そうではないときに行くべきではない」。外務省アジア大洋州局長(当時)・田中均氏「こういうふうに政権が追い詰められて、それで北朝鮮のような国と協議、交渉するのはとっても危ないこと。相手は足元を見るから」。曽我ひとみさんの母・ミヨシさんは、ことしで92歳。行方は現在も分かっていない。
住所: 東京都立川市 西砂町6-28−3
URL: http://www.tachikawa.ed.jp/jh07/

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月4日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
中学1年生のときに北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの弟の横田哲也さんが東京・立川市の立川第七中学校で講演した。立川第七中学校では20年以上前から横田めぐみさんの両親などを招いて講演会を開いている。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.