来月23日に投開票が行われる立憲民主党の代表選挙を巡り、枝野前代表はきょう、リベラル系の議員で作る党内最大の議員グループの代表を務める、近藤昭一衆議院議員らと会談し、今後の対応を協議した。このあと、枝野氏は記者団に対し、代表選挙に立候補する意向を明らかにした。「日本は政治の新しいステージへと進んでいかなければならない大きな分岐点。逃げることなく転換の先頭に立ち、それが私に課せられた使命だ」とコメント。今月21日に記者会見し、正式に立候補を表明すると明らかにした。枝野氏は、衆議院埼玉5区選出の当選10回で60歳。民主党政権で官房長官などを歴任し、2017年に立憲民主党を立ち上げた。代表選挙を巡っては、現職の泉代表もすでに立候補の意向を固めていて、野田元総理大臣には、党内から立候補に期待する声が出ている。