これまで立候補の要請に”熟慮する”としていた野田元総理大臣は、みずからに近い議員らと意見を交 その結果、野田氏は来月行われる党の代表選挙に立候補する方向で調整に入った。今後、具体的な表明の時期を検討することにしている。野田氏は、衆議院千葉4区選出の当選9回で67歳。2011年に民主党政権で3人目の総理大臣に就任して翌年に消費税率の引き上げを含む社会保障と税の一体改革の関連法を成立させたが、直後の衆議院選挙で敗北して政権を失った。その後、無所属などを経て4年前に立憲民主党に参加して現在、党の最高顧問を務めている。立憲民主党の代表選挙を巡っては、枝野前代表がおととい立候補を正式に表明したほか、再選を目指す泉代表が立候補する意向を固めている。