立憲民主党の枝野前代表はきのう、小沢一郎衆議院議員の議員会館の事務所を訪れ、20分余り会談した。両氏は次の衆議院選挙でいまの自公政権からの政権交代を目指すことで一致するとともに、枝野氏は、ことし9月に行われる党の代表選挙への立候補について「いろんな方から私を推す声があり、熟慮している」と伝えた。会談のあと、枝野氏は記者団に対し「経験のある先輩方の何人かに見解を聞いているところだ」と述べた。また、記者団が小沢氏に支援を求めたのかと質問したのに対し「していない、ご意見をいろんな先輩に伺っている」と述べるにとどめた。小沢氏は“いまの執行部ではほかの野党との連携は難しい”として、25日には枝野氏が顧問を務めるリベラル系の議員グループに影響力を持つとされる赤松元衆議院副議長と会談している。