立憲民主党の代表選挙をめぐり、枝野幸男前代表が正式な立候補会見に臨み、「人間中心の経済の実現」を掲げた。枝野氏は野党の連携について「柔軟で現実的な枠組みを構築する」と強調した。また、立候補の待望論が出ている野田佳彦元総理は、訪問先の台湾で頼清徳総統と会談した。代表戦をめぐっては、現職・泉健太代表が再選への意欲を示している。さらに馬淵澄夫元国土交通大臣、江田憲司元代表代行が、党所属議員から立候補の要請を受けている。
自民党の総裁選挙では、小泉進次郎元環境大臣が立候補する意向を固めた。また、石破茂元幹事長は事務所を通じて、あさって午前、地元の鳥取・八頭町で総裁選立候補の記者会見を行うと発表した。高市早苗経済安保大臣は、議員宿舎で自身を支持する議員と対応を協議した。総裁選をめぐる動きが加速している。高市氏を支持・山田宏参院議員は「来週中には高市さんの方で出馬に関わる決意表明があるのではないか」などコメント。