- 出演者
- 梅津弥英子 橋下徹 松山俊行 安宅晃樹 田村憲久 玉木雄一郎
オープニング映像が流れ、スタジオメンバーが挨拶した。
自民党の両院議員総会が一昨日開催され、石破首相は参院選での敗北を陳謝して改めて続投への理解を求めた。総会では続投を指示する意見もある中で、厳しい意見も相次いだという。
一昨日開催された自民党の両院議員総会では総裁選の前倒しについて言及があった。総裁選の前倒しには党所属国会議員と都道府県連代表者の過半数による要求が必要で、これまで前例のないことから総裁選前倒しについて賛同しているかどうかの確認方法が定まっていないことが問題となっている。
逢沢総裁選管理委員長は「(総裁選前倒しについて)両院議員総会の総意として総裁選挙管理委員会で対応する決定をいただいた」としている。党所属国会議員と都道府県連代表に実施の賛同を確認し、過半数が賛成すれば総裁選の前倒しが行われる。田村氏は「前回と比べると時間も2時間以内で収まった。かなり現体制に対する不満が多かったというふうに感じた」と明かした。玉木氏は「衆議院選挙、都議会議員選挙、参議院選挙と3連続で負けているわけですから、執行部も含めて誰一人まだ責任を取っていないというのは組織としてどうなんだと国民の皆さんも疑問に思うし、示された民意を軽視しているのではないかというふうに捉えられてもおかしくない」と指摘。石破首相は参院選の巡る自身の責任について「いま党において進んでいる総括というものを踏まえ、適切に考えてまいりたい。いろいろなことが並行しているので、きちんと認識しながら考えを深めたい」と話している。
これまで与野党間で大きな溝があった企業・団体献金を巡り、立憲・野田代表に歩み寄りを提案された石破首相だが、これに即答で応じたことに対し、党内からは「独断で決めることは許されない」「制御不能のリーダーはクビだ」という声も上がったという。田村氏は「野田さんと2人でというのがおかしな話で、それまで国民民主党・公明党ともやってきたわけで、そういうものが土台にあって、それを踏まえた上で立憲さんも入っていただくならやりましょうっていうのが礼儀で、ちょっと失礼な話。それも踏まえて党内でも怒っている声がある」と話した。玉木氏は「本当に自民党が党内をまとめられるのか、立憲は党内と維新も含めた他の野党もまとめられるのかと、そこを見せてもらわないと結果として我が党や公明党の案に来るのは全然構わないが、本当に合意形成できるのかとやり取りを聞いていて唐突な感じがした」等と話した。
トランプ関税を巡る日米間の認識の食い違いについて一昨日赤沢大臣はアメリカ側から日本側の認識通り税率15%未満の品目は一律15%に引き上げてその他は据え置き、自動車関税は相互関税の修正と同時期に15%に引き下げられると説明されたことを明かした。玉木代表は「自動車と自動車部品に関する関税は日本経済への影響が大きく、これがいつ修正されるのかわからないのは大問題だと思う」など話し、田村議員は「合意文書作成したとしても履行されるかは分からず、そうしたリスクはトランプ政権において常に考えないといけない」など話した。
石破政権がコメ増産政策へと舵を切った。
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石破政権がコメ増産へと政策を転換した。ただ農家の高齢化に伴う担い手不足や経営体の減少など実現できるかは不透明な状況となっている。石破首相は耕作放棄地拡大を食い止めるとし、農地集約やスマート農業技術などによって生産性向上を図るとしているが、水源の安定確保やコメ価格の急落への対応など課題も多い。玉木代表は「増産には賛成だが、農家の収入を守るため所得補償を導入するなどして主食用米の増産に持っていくべきだと思う」、「輸出の前にまずは国内の需要を満たすことを最優先にしていくべき」など話し、田村議員は「去年20万トン増産したから足りななくなるわけがないと当初説明していた農水省の説明はコロナ禍の外食産業低迷をまったく考慮していないデタラメな計算だった」、「無闇な増産は再生産できなくなることにも繋がるので、価格はなだらかにしていかないといけない」など話した。
さきほど、控除額の引き上げをやるぞと玉木さんが言ったとのこと。ここまで、田村さんと玉木さんにおつきあいをいただいたという。
台南市から市議会議員27人がやってきた。台南市と水戸市は友好都市になったという。呉進池さんは、杉浦さんの人形を抱えていた。飛虎将軍と呼ばれている。呉進池さんは、杉浦さんの像を抱えていた。飛虎将軍と呼ばれている。水戸市に杉浦さんの生家跡がある。零戦パイロットだった。20歳のとき、台湾で戦死したという。戦後、2回目の里帰りだとのこと。台南市の一角に杉浦さんを祀る飛虎将軍廟がある。杉浦さんの像が安置されている。1895年、日清戦争の勝利で台湾は日本の植民地となった。終戦までの50年間、日本の統治下にあった。日本から来た警察は怖かったと台湾の方々は話す。台湾の人を見下して気に入らないときには殴ったという。1944年10月、台南市上空で米軍と日本軍が衝突。アメリカ軍の戦闘機に撃たれた日本の零戦が、集落を避けるように村の外れの畑まで飛んでいったという。そのパイロットが杉浦さんだった。自らの命を犠牲にして台湾の人々の命を守ったと感じた村人たちは、杉浦さんを飛虎将軍と呼び祀ったとのこと。日本人が神様として祀られている場所は複数ある。嘉義県には副瀬富安宮という廟では、森川清治郎さんという警察官が祀られている。村では人柄が親しまれているという。村人に増税を命じた台湾総督府と村人の間で板挟みになる自ら命を絶ったという。高雄市には紅毛港保安堂があり、日本の軍艦が祀られている。高田又男艦長と乗組員145人が祀られる。哨戒艇はアメリカの魚雷攻撃を受けて沈没。乗員145人は戦死。台湾には、非業の死を遂げた人々の魂を鎮め、神様として祀る文化がある。亡くなって祀る人がいないと、亡霊が出るという習慣があるという。民衆が恐れて拝むのが習慣になっている。異国で無念の死を遂げた勇敢な日本兵たちを祀るのは台湾の人々にとって自然なことだ。安慶小学校の先生は、杉浦さんから献身的な行動を学んでいるという。台湾出身のパイロットの当時17歳の陳亮谷さんは、特攻を志願。陳さんは戦争を生き延び、命の大切さを語り継いだという。飛虎将軍廟は日本と台湾の文化交流の場にもなっているという。日本抜刀道連枚の会長は、毎年、武道の奉納をしているとのこと。呉進池さんは日本との交流を経て日本の印象が変わってきたという。台南市とはドッジボールの交流があるという。平和を学ぶことができたという。日本と台湾の杉浦さんを通しての交流が友好の架け橋になるという。
厚生労働省の審議会は今年度の最低賃金について過去最大の63円引き上げる目安を取りまとめ、全国平均の時給は1118円となった。物価上昇が続いていることや中小企業を含めた賃上げの流れなどを踏まえたとしている。目安通りに引き上げた場合、全ての都道府県で1000円を超えることになる。一方中小企業を代表する日本商工会議所の小林会頭は「最低賃金の引き上げ自体には異論はない」とした上で「地方・小規模事業者を含む企業の支払い能力を踏まえれば極めて厳しい結果」と指摘した。新しい金額は10月以降に適用される見通し。
今年度の最低賃金が全国平均の時給で過去最大の63円の引き上げで1118円となった。橋下さんは「大企業は取引先の中小企業に対して価格転嫁されたものを払わないといけない。中小企業は大企業に対して取引価格の上昇を訴えられるチャンス」などと話した。
エンディング映像。
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