国会記者会館から中継。G7のトランプ大統領との会談を前に与野党に協力を呼びかけた石破総理だが、野党側の主張を聞くことで不信任案提出の材料を与えない狙いがあるものとみられる。党首会談で石破総理はアメリカとの協議について「自動車のために農産物を犠牲にすることはない」などと説明し、各党から要望を聞いた。国民民主党の玉木代表は自動車の非関税障壁の見直しを交渉材料とすることを提案し、石破総理は検討すると応じた。石破総理は野党から不信任案が提出されれば衆議院の解散に踏み切る意向で、内閣支持率が上昇に転じ政権内では衆議院の解散総選挙を期待する声も一部に出ている。ただ、野党側が不信任案の提出を見送る観測が強まっており、自民党内にも「解散はそんな簡単に踏み切れない」との声が出るなど、衆参ダブル選挙はなしとの見方が広がっている。