NNNは読売新聞と今月12日から15日に参議院選挙の情勢調査を行い分析。その結果、自民党と公明党の与党は序盤より情勢が悪化し非改選議席をあわせて参議院全体の過半数を維持するのは厳しい情勢となったことがわかった。一方、野党の立憲民主党は勢いを維持しており、選挙区と比例代表あわせて改選の22議席を上回り30議席台を伺うなど、国民民主党や参政党は勢いが衰えず、大幅に議席を増やす情勢。日本維新の会は大阪などの選挙区で議席を獲得する一方、関西以外の選挙区や比例代表では伸び悩みが続いている。共産党も不振が続いており改選7議席を割り込む情勢。れいわ新選組は改選2議席から議席上積みの可能性。保守党・社民党ともに比例代表で複数議席獲得の可能性がある。再生の道、チームみらい、NHK党は議席獲得は見通せていない。ただ、今回の調査では一定の回答者が投票先を明らかにせず、投票日に向け情勢が変わる可能性もある。