東京六大学野球は今年で連盟創設100周年。神宮球場を訪れたファンに魅力を聞いた。母校を応援できるのが楽しい、若き血が燃えてくるなどの声が聞かれた。今年は100周年を記念してレジェンドたちが始球式に登場。18日は慶応大OBの高橋由伸さんが始球式を行った。早稲田大のエースとして活躍し、現在は監督を務める小宮山悟さんにインタビュー。卒業後はプロに進み、大リーグでも活躍した。「6校で100年間ずっと試合し続けるのは世界に誇っていい」などと語った。東京六大学野球の創設は1925年。プロ野球が誕生した1934年より早い。立教大・長嶋茂雄さんのようなスター選手、1960年の早慶6連戦の名勝負などを生んできた。明治大は島岡吉郎さんが監督を37年務め、星野仙一さんなどを輩出。怪物・江川卓さんは法政大でリーグ歴代2位の47勝をあげた。東京大は1981年に赤門旋風を巻き起こした。小宮山さんは2年の浪人を経て早稲田大に入学。応援してくれるファンも含めた魅力を語った。今シーズンからリプレー検証を導入、来年からは指名打者制も採り入れる。現役部員と子どもたちが交流するイベントも六大学が合同で企画し、すそ野の拡大に取り組んでいる。春のリーグ戦の最終カード:慶応vs早稲田は土曜日から行われ、第2戦をEテレで中継する。