神奈川県横浜市の広島流お好み焼き じゅ~じゅ~。慶応義塾大学ではサッカーを本来の発音に近づけ「ソッカー」と呼ぶのが伝統。代々慶応の女子ソッカー部が通う店。学生たちにお好み焼きを振る舞うのは店主の小室敬さん、当時91歳。友人の志賀冨子さんと切り盛りしている。本場広島で学んだというお好み焼きは「豚玉(そば入り)」900円。小室さんが見せてくれたのは学生たちとの思い出の写真。毎年、卒業式の晴れ姿を見せに来てくれるという。卒業しても交流はずっと続いている。ランチ営業後に向かったのは慶応義塾大学下田グラウンド。90歳を超えても試合の応援に駆けつける。この日の対戦相手は立教大学。試合は3-1で慶応が見事勝利した。その日の夜、シュートを決めた野村亜未さんが店に来た。ご褒美に特製アイスクリームチョコクレープをサービスした。小室さんが学生たちの笑顔を見られることが、店を続けている原動力になっているという。そんな小室さんを2年ぶりに訪ねた。93歳になった今もまだまだ現役。とはいえ体のことを考えて完全予約制で営業。そして3月は別れの季節。卒業生の中でも1番多く店に来ていたというのが守部葵さん。守部さんは今後フットサルに転向し、日本代表を目指すという。卒業式、小室さんは学生たちの門出を赤飯でお祝いした。
