横浜市緑区にある竹山団地。お年寄りのために開いているのはスマートフォン教室。この場で大学生たちが防がんマップの使い方を教えている。防がんマップを神奈川県とともに制作したがん専門医の横山太郎さん。がんに関する基礎情報を地域に広めることで患者に理解力を高めてもらおうと考えた。医療補助動画を事前にみてもらうことで説明時間を短縮し、患者と深い話し合いがしたいと考えた。この動画を地域の訪問診療にも活かしている。動画をみて話し合うことで治療方針に納得してもらうことができる。横山さんの動画制作を支えているのは広告業界で働く映像の専門家たち。患者が求める情報を医師はどう伝えるべきか横山さんは試行錯誤している。