宮城県岩沼市では、復興の象徴として整備された公園で追悼行事が行われた。慰霊碑の前には市内で亡くなった人の数と同じ181個の灯籠が並べられ、訪れた人が犠牲者を偲んだ。岩手県大船渡市では、市民らが製作した竹あかりのライトアップが行われている。竹あかりには市内で切り出した竹が使われていて、市の花のツバキなどがデザインされている。福島第一原発がある福島県双葉町では、駅前でキャンドルナイトが行われ、町に戻った人や避難先から駆け付けた人が、町の復興などを願うメッセージを書き込んだキャンドルに火をともした。昨日は能登半島地震で被災した石川県能登町の高校生も参加し、故郷への思いを綴った。