塩田典子さんはAll Aboutで350箇所以上を訪問してきた旅のスペシャリストだが、おすすめしてくれたのはHISのツアーとなっている。八ヶ岳高原と山梨県を巡る物となっているが、塩田さんはS字フックはカバンを掛けられるだけでなく、お土産もぶら下げられるのでおすすめだといい、紫外線対策としては帽子やストールも持ち運んでいると話している。北杜市のサンメドウズ清里はスキーリゾードだがシーズンオフの時期もリフトに揺られて清里テラスからの絶景を楽しむことができ、運が良ければ雲海が広がることもあるのだといい、青い色の「富士山クリームソーダ」などを味わうことができる。リフト乗り場には記念はがきのポストがあり、無料で手紙が届くサービスもある。
八ヶ岳高原は山梨と長野をつなぐローカル鉄道・JR小海線が走ることで知られ、標高1000mを超えるところを走ることから八ヶ岳高原列車とも呼ばれている。特に清里駅-野辺山駅間はJRの鉄道として最高の地点にあることから貴重な区間となっている。
続いて向かったのは山梨・甲斐市のベルク。ベルクとはドイツ語で山の意味であり、鐘が目印となっている。ここはかつてウェディングレストランだったのだといい、今も昼と夕方に時を告げている。ここでは「富士ヶ嶺ポーク」をいただくことができ、標高1000mの住んだ空気と富士山の伏流水で育てられたことで良質な味わいを楽しめる。「ベルク特製チーズハンバーグ」はトマトソースとジェノベーゼソースで頂くのが特徴。オリジナルオムレット「もふもふ」は口にいれるととろけるほどの軽さが特徴。フランスパンはさくさくふわふわで、ショップで購入することも可能となっている。
続いて向かったのは笛吹市。日照時間が長く昼夜の寒暖さが大きいことから果物の栽培に優れた土地となっている。モモザンマイも果樹園の1つで30分にわたり桃を食べ放題で楽しむことができる。「はつひめ」は早生の品種となっていて、すでにピークを迎えているのだという。そして、桃は高いところにあり先端のものほどおいしい可能性が高いのだといい、皮に白い斑点が多くあるものは糖度が高い可能性が高いのだという。モモザンマイではお土産の桃を買うことも可能だ。