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「第二京阪道路」 のテレビ露出情報

悪条件だと寿命が50年と言われるコンクリート、開通から60年以上が経った首都高速道路は今あちこちで修繕工事が続いている。インフラの危機は道路にも、老朽化によって崩落が危ぶまれる橋も増えている。素人目にはわからなくても、専門家の点検では修繕など対策が必要な橋は全国に5万6000。その内5割以上が未着手の状態だという。山口県宇部市に建設業界注目の人・山本貴士さんがいる。老朽化に挑む異端児、山本さんは橋や道路などを補修する会社の社長。
山本さんが一代で築いた会社「エムビーエス」。画期的な独自技術を開発し、90人を超える従業員が全国のインフラ補修に飛び回っている。この日も現場へ、小さな橋だが至る所にひび割れがあり天井もかなり傷んでいるように見えた。近隣の住民には欠かせない生活道路、いつできた橋なのか記録はなくいつ寿命が来るのか誰にもわからない。山本さんの独自工法による補修工事が始まった、ひび割れに充填剤を施すところまでは普通と同じ、一般の工法では表面を塗装し補修の跡を隠して仕上げるが、山本式は特殊コーティング材を補修した壁面に塗っていき独自に開発したガラス繊維シートをその上に貼っていく。修復した痕跡を隠さずに見せる唯一無二の”スケルトン工法”、山本さんが逆転の発想で生み出した。従来の補修に比べ、工事期間は3分の1、費用は4割ほど安くなるという。
宇部市生まれの山本さん、6歳のころ父の会社が倒産し夜逃げ。その後、高校を中退してアルバイトを掛け持ちして家族の生活を支えた。20歳で起業し、仲間と2人で足場組立業からスタート。建物のリフォーム業にも手を広げると、建てたものを長持ちさせたいと感じるようになり。世界を回ってイギリスで見つけたのは、スケルトン工法のコーティング材。 直談判で契約にこぎつけ、その後ガラス繊維シートを独自に開発し画期的な技術が完成した。逆転の発想から生まれた工法が、大企業の目に留まる。2010年にNEXCO西日本が開通させた、第二京阪道路。その橋桁には補修ではなく新設工事で山本さんの技術が採用され、すでに15年が経過している。高速道路の下は国道1号線、剥落事故はまだ一度も起きていない。スケルトン工法の転機は、2012年に起きた笹子トンネル崩落事故。天井が100m以上にわたって崩れ落ち、9人が死亡した。この事故をきっかけに全国から補修の依頼が舞い込んだ。補強だけでなくその後の点検や管理がしやすくなる”スケルトン工法”。これまで覆い隠してきた”危険”への、一つの解決策となった。そして舞い込んだ大仕事、巨大な橋を守れるのか。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年12月23日放送 18:00 - 22:57 TBS
最前線!密着警察24時最前線!密着警察24時
京滋バイパスを巡回中、トラックの後ろにかなり接近し走行しているトラックを発見。危険な走行と判断した。90km/hで走行すると75m以上の車間距離が必要。ドライバーの男性は車間距離不保持違反(高速自動車国道等)。
第二京阪道路を走行中、左車線を走行する乗用車から何かが擦れる異様な音が聞こえた。車には高齢者4人が乗っていた。次のインターチェンジで降りてもらうこ[…続きを読む]

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