中国とロシアが主導する枠組み、上海協力機構は昨日、中央アジアのカザフスタンで開かれた首脳会議でロシアの同盟国ベラルーシの正式加盟を承認した。これで上海協力機構の加盟国は10か国となり、欧米主導の国際秩序に対抗する枠組みとしての性格がさらに強まった形。カザフスタンではどちらかと言えば欧米諸国と対立する各国の首脳が集まった。ロシア・プーチン大統領と中国・習近平国家主席も参加し上海協力機構首脳会議が開かれた。加盟国の人口を合わせると世界の人口の約40%に相当する。国連・グテーレス事務総長はプーチン大統領に対する逮捕状については何も述べずウクライナ問題については一言だけ触れた。偶然かもしれないが、その時カメラは事務総長を映さなかった。
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